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1. |
サラバ (2014) -off vocal-
05:28
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サラバ
何を足掻いても 誰に怒鳴っても
最終電車は車庫に戻るので
疑わない真実 疑えるはずもなく
ただそこにあるだけ
ただそこにあるだけの門
拾ってみたら捨てましょう
悪意のない笑顔は誰も傷つけないと
果たして言い切れるの？
会話のない暮らしに灯りを点けましょう
余計なことなんだよ
目が焦げてしまいそうで
ねえ
僕らが思っていたよりも
案外明るい未来が来たりして
もう誰かのせいにできないよな
残念だなぁ…
爪もないのに何を壊せるのだろうか
愛も宗教も終わらない総て
髪飾りが揺れる
折から風になった
あゝサラバ、このまま
記録の中で不貞腐れて
破棄するプログラム
目覚める暇も無く
掠れて黒く滲んだ名前を
もう一度付けよう
表も裏もなくて
そう言って君は立ち止まった
このまま誰も来なければいいのにね
まだ夢の中で夢を見ているのかい？
残酷だなぁ…
同じ顔した男女のサディスティックな会話なら
偽物を真似た唯一つの本当
秋雲の影を避けて進むいばら道
あゝサラバ、このまま
噛み砕く声と重なる記憶の底で
何を受け取り何を与えるのかな
髪飾りが揺れる きらりと光り出すから
あゝここから ここから
爪もないのに誰を壊せるのだろうか
愛も宗教も限りある総て
秋雲の影を避けて進め放浪者
あゝサラバ、このまま
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2. |
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真夏のサウンドトラック
過ぎ去ればきっと思い出になるばかり
埃をかぶりうずくまるひとり
映画に倣って廃線路と枕木を
僅かに揺らす両手を広げて
また許されぬことを許される範囲で
おちゃらけていたんだ
遠くまで見えていたんだ
君のことも青い空も熱った肌も何も
変わることを恐れなかったんだ
僕だけが取り残された真夏のなか
燻ってた想いもまだ変わらないままで
嘘は吐けばいい好きに言わせときゃいい
本当に辛いことを知っているなら
他人ばかりにさ自分自身を削るなよ
嫌でもしなきゃならんことばかりだ
直向なことは悪くなんてない
ただ少しだけ間抜けに見える
諦めたのはこんなもんじゃねぇ
もしかして変わってしまったのは僕で
閉じ込められていたのは幻で
いつの間に幕は引かれていて
真夏のサウンドトラック
メイキングは暗い
ひとりでに流れるBGMは
いつの日の自分の笑い声か
いや叫び声だな
真夏のサウンドトラック
閉じ込めてた映像は本当とかけ離れた
真夏のサウンドトラック
幕は引かれた
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3. |
壊さないで -off vocal-
04:37
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壊さないで
体と頭が少し悪くて
どこへ行くにも一人でした
心と言葉は少し遠くて
思いもよらないことを言ってしまったり
口遊んだ歌は届かない
他に遊ぶ術なんて知らない
壊れかけたロボットみたい
でも途方に暮れれるだけましか
ああ、まだ帰らないで
このままではまた良くない出来事が
ああ、私と私のウソのために
飲み込んで、そっと飲み込んでください
となり町の小さな風車に
忍び込んで歯車盗みました
赤茶けて手に錆は付いたろう
拭えば綺麗になるとでも思ったろう
張り裂けてしまいそうな胸は
誰に明かせば楽になるんだろう
輝かしき青春の影に溢れ出す
想いはウソだらけだ
ああ、まだ帰らないで
このままではまた良くない出来事が
ああ、私と私のウソのために
飲み込んで、そっと飲み込んでください
ああ、まだ帰らないで
このままではまた良くない出来事が
ああ、私と私のウソのために
飲み込んで、そっと飲み込んでください
ああ、まだ帰らないで
このままではまた良くない出来事が
ああ、私と私のウソのために
壊さないで、ずっと壊さないでください
飲み込んで、そっと飲み込んでください
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4. |
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dwarf planet
足りない言葉で上手く誤魔化すより
屁理屈に頼りながら話す
弾むよりも積もってしまうのは
灰皿に落ちる本音ばかり
報われぬ現実に苛まれる振りをして
いかにもな顔して歩く
誰かもわからず繋いだ手と手
言い寄って
はじまりを探すのは少し姑息なんて
とけない魔法はいつの間にかほどけて
切れない糸は千切れてしまう
何一つ縛られることのない
ふたりにも夜は来るから
若さのせいにしてほころびを広げてみて
さよならをするにはちと早い？
この物語の続きはもうないよって
さよならの言い訳を探すのはもう諦めて
未熟だった色は死んだ
生ったばかりの実を食い散らかして
季節じゃない好みじゃない
飲み込めないほど肥えた憧憬
誰かもわからず繋いだ手と手
言い寄ってみて
はじまりを探すのは少し姑息
それこそが
この物語の続きはもうないよって
さよならの続きを探そう
探そうよ
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